続・371系を追う ~富士急譲渡篇~


Series 371 Transfer for Fuji-kyu

あの特急車が、富士の麓へ帰ってきます。
2014年11月にJR東海から引退した371系。(当時の様子はこちら
翌12月、その371系を購入を発表した鉄道会社が公式プレスより明らかになりました。
その会社は富士急行。
引退当時、もしやとは思ってましたが、馴染みのある富士山の麓で再び走れることになったようです。
JRから富士急への譲渡は、静岡から稲沢へ、稲沢から中央西線・篠ノ井線経由で長野総合車両センターへ輸送ののち、㈱JR東日本テクノロジーのもとでの富士急向けの改造を経るという過程で行われました。

今回、371系の静岡電車区からの旅立ちから、改造後の富士急への輸送の様子をざっと紹介したいと思います。

3/29 静岡→稲沢

EF64-1033 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu
9863レ

2015年3月29日、EF64-1033に引かれ、静岡車両区を出発。長野へ向けて長い旅路の始まりです。
371系は静岡車両区で組成の変更が行われ、先頭車同士を連結させた独特な編成となりました。
機関車と繋げる連結器の関係からでしょうか。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

見ごろにはちょっと早めですが、沿線には桜の花が見られました。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

西浜松からは最後尾にヨ8630が連結されたようです。

3/31 稲沢→篠ノ井

EF64-1006 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu
8465レ

稲沢からはEF64-1006にバトンタッチ。
晴天の木曽路・信濃路を走ります。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

南アルプスが顔を覗かせていました。

EF64-1006 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

グリーン車サイドビュー。
職員の方々が添乗していました。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

追っかけしようと間違えて高速に乗らず姨捨山の峠道を走る暴挙(間に合わない)

でしたが、道中の展望台から善光寺平を眺めると、小さい371系の姿が。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

写真中央左寄りに白い姿が。いよいよ篠ノ井に到着です。

篠ノ井到着後、4月3日にクモユニ143に引かれ、長野総合車両センターへ運ばれていきました。

9/29 長野→大月

DE10-1749 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu
9468レ

半年近くの改造期間を経て、9月末に出場した富士急8500系こと元JR371系。

DE10-1749に牽引され、篠ノ井駅へ。

DE10-1749 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu

篠ノ井では約3時間停車。

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

7両編成から3両編成になりました。富士急の他の特急車と同じ両数のようですね。
長野に置いて来た他の車両は部品取りで使うのでしょうか…?

Series 371 Transfer for Fuji-kyu

先頭車同士の連結部分。
台車も綺麗になっていました。

DE10-1749 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu

19時過ぎ、DE10のヘッドライトが点灯。入れ替え灯にも明かりがつきました。
ホームにはこの時点で約20人同業さんが集まっていました。
通りすがりのおばさまもiPadでの撮影。

EH200-5

5463レの貨物で篠ノ井に来ていたEH200-5がやって来ました。

EH200-5 & DE10-1749 Consolidated work

DE10は大月での入れ替え作業で使用するため、371系とDE10を連結したまま大月まで輸送する形だったようです。

EH200-5 + DE10-1749 + Series 371 Transfer for Fuji-kyu

19:35頃、合図をするように2機の機関車が汽笛を鳴らし、列車はゆっくりと大月に向けて動き出すのでした。

なお、ここで私は帰路に着きましたが、大月からは富士山方に1000形の京王色と、大月方には1200形リバイバル塗装にサンドされた状態で富士山駅の車両工場へ輸送されました。

今後は2000系を置き換え、新しいフジサン特急として活躍するようです。
元RSEとの再会も含め、まだまだ動向に注目したいクルマです。

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